自立した子
自分のことが自分の身体を使ってできる。指示待ちではなく、 自分で考え、自分で決めて、自分で行動する。
思いやりのある子
優しい心で、自分の力を人のために使う
自分のことが自分の身体を使ってできる。指示待ちではなく、 自分で考え、自分で決めて、自分で行動する。
優しい心で、自分の力を人のために使う
幼児期教育は小学校教育とは根本的に異なります。学童期は「自分で努力をして」学ぶ形ですが、幼児期の学びは「吸収する」形で行われます。
香椎浜幼稚園は、子どもが本来もっている「自己形成力」を大切にして、「吸収する学び」から「努力する学び」への移行を手助けします。
香椎浜幼稚園では、モンテッソーリ教育の教具を使用しています。
かつては、近所に子ども達の濃厚な人間関係があり、それが上下の関係を教え、優しさや思いやりの心を育みました。香椎浜幼稚園では3・4・5歳児の混合保育を行っています。クラス編成を「縦割り」とすることで年長児は年少児へのいたわりの心を育み、年少児は年長児や年中児から生活の知恵を学びます。異なった年齢の中で過ごした時間の長さが、将来の健全な人間関係の礎となります。
子どもが成長するという事は、一人ひとりが異なる自らの個性を見つめ、育み、それぞれの個性(人格)を確立していくことです。
また、違いを互いに認め合いながら人と接し、人として人の中にあって生活できるようになることです。香椎浜幼稚園では、子どもにカリキュラムを強制する保育ではなく、子どもが本来もっている「自己形成力」を引き出す保育を行います。
教師は「教える」よりも、子どもをよく観察し、観察した外面的な事実から内面の変化を推察し、子どもの自発的な活動を「導きだす」方向付の援助をすればよいのです。香椎浜幼稚園の教師は、ともすれば手を出したくなるのをじっと我慢し、子どもを後ろから見守ります。また、子どもとの触れ合いの中から自分自身を清め、高めていくことを心がけています。